スマートフレッシュとは?安全性や仕組みを解説
「スマートフレッシュって何ですか?」
「農薬を使っているのですか?」
ロングライフりんごをご紹介すると、このようなご質問をいただくことがあります。
聞き慣れない名前なので、不安に感じる方もいらっしゃるかもしれません。
今回は、大湯ファームでロングライフりんごに採用している「スマートフレッシュ」について、
りんご農家の立場から分かりやすくご紹介します。
スマートフレッシュとは?
スマートフレッシュは、収穫したりんごの鮮度を長く保つための技術です。
りんごは収穫した後も生きていて、「エチレン」という植物ホルモンの働きによって少しずつ成熟が進みます。
スマートフレッシュは、このエチレンの働きを一時的に抑えることで、
収穫したときのシャキシャキとした食感やみずみずしさを、できるだけ長く保ちやすくします。
つまり、おいしさを「つくる」ものではなく、収穫したときのおいしさを「維持する」ための技術です。
スマートフレッシュは農薬なの?
このご質問をいただくことは少なくありません。
スマートフレッシュは、収穫後のりんごに使用する鮮度保持技術です。
畑で病気や害虫を防ぐために散布する農薬とは、目的や使用するタイミングが異なります。
収穫したりんごを密閉した保管庫で処理し、有効成分(1-MCP)がエチレンの働きを一時的に抑えることで、
収穫したときのおいしさやシャキッとした食感を長く保ちます。
また、スマートフレッシュは国の審査を経て農薬登録された技術であり、
定められた使用方法に基づいて利用されています。
安全性についても十分な評価が行われており、
適正に使用されたりんごは安心してお召し上がりいただけます。
私たち大湯ファームでも、ロングライフりんごをよりおいしい状態でお届けするため、
適正な方法でスマートフレッシュを活用しています。

ロングライフりんごは、収穫後に密閉した専用スペースでスマートフレッシュ処理を行い、その後CA貯蔵で品質を維持しています。
ロングライフりんごはスマートフレッシュだけではありません
「スマートフレッシュを使えば長持ちする」と思われることがありますが、それだけではありません。
長くおいしく保存できるりんごをつくるためには、栽培中からさまざまな工夫を積み重ねています。
大湯ファームでは、
* CA(鮮度保持)貯蔵による酸素濃度や温度の管理
* 袋掛け栽培による品質の維持
* 蜜が入り過ぎて日持ちが悪くならないよう、収穫時期を見極める
など、一年を通して品質管理に取り組んでいます。
そして、その最後の仕上げとしてスマートフレッシュを活用しています。
ロングライフりんごのおいしさは、栽培・収穫・貯蔵・鮮度保持技術、
それぞれの積み重ねによって支えられています。
大湯ファームが採用する理由
「できるだけ長い期間、おいしいりんごを届けたい。」
その思いから、大湯ファームではロングライフりんごにスマートフレッシュを採用しています。
秋に収穫したりんごを、春や初夏になってもシャキッとした食感で楽しんでいただくためには、
栽培技術だけでなく、収穫後の鮮度管理も大切です。
私たちは、その時期にできる限り良い状態のりんごをお届けできるよう、一つひとつ丁寧に管理しています。

ロングライフりんごは、スマートフレッシュだけでできるものではありません。収穫のタイミングから貯蔵まで、一つひとつの工程がおいしさにつながっています。
まとめ
スマートフレッシュは、収穫したりんごのおいしさを長く保つための鮮度保持技術です。
ロングライフりんごは、スマートフレッシュだけでつくられるものではありません。
畑での栽培管理、収穫時期の見極め、CA貯蔵、そしてスマートフレッシュ。
それぞれの技術を組み合わせることで、長期間おいしいりんごをお届けしています。
これからも大湯ファームは、「おいしい」と安心して召し上がっていただける
りんごづくりに取り組んでまいります。





























