友だち追加
いらっしゃいませ ゲストさん カートを見る

HOME > りんごについて > りんごができるまで

りんごができるまで

りんごは収穫するまで多くの作業をしています。ここでは季節ごとの作業を紹介していきます。

1月〜3月剪定(せんてい)

1月から3月にかけ、雪の晴れ間をみて、むだにのびた枝や、雪の重みでおれた枝などを切りとる作業を行います。
これを剪定(せんてい)作業といいます。

青森県では雪深い時期なので、カンジキをつけての作業をしています。
『カンジキ』って分かりますか?よく昔話とかででてくる、雪国のスノーシューズです(笑)
剪定は雪用の長靴とカンジキを履かないと作業ができないんです。昔の人が考えたものって素晴らしいですね。

剪定作業はバサミなどもつかい一本一本丁寧に枝を切りそろえてきます。
剪定により、1年の収穫量や作業のしやすさも違ってきます。
「1年でどのくらい枝が伸びるか?」
「葉が出てくれば、太陽はどのように実に当たるか?」
などいろいろ考えるので、とっても頭を使います。

剪定はりんごを栽培するに当たって、とっても重要な作業なのです!
個々の農家によって剪定方法は様々です。
この時期りんご農家が集まり、剪定勉強会や講習会も多く行われています。

5月〜7月摘花・摘果(てきか)作業

5月ごろからりんごの花が咲き始めます^^
青森にも「やっと春が来た♪」という嬉しい季節です。
りんごの花は品種ごとの少しずつずれて咲きはじめます。

ちょうど、『桜』の花が散った後にりんごの花が見頃になります。 りんごの花見も最高ですよ♪ぜひ花見に来てください(^o^)/

りんごの花はひとつに5〜6個の花をつけます。
中心の花を残し、あとの花を取っていく作業を摘花作業(てきかさぎょう)といいます。

中心の花は先に咲き始め、そして大きな花が咲きます。
そのため、中心の花の実は他のものより大きな実になります。

【もし摘花作業をせずに、咲いた花を全部そのまま実にさせると・・・】
木の根から吸った養分や葉が太陽から浴びた栄養などが5〜6個の実に全て行き、充分に栄養が届かず、“小さいりんご”になってしまいます!!

とっても摘花作業は大事です。


花は2週間ほどすると全て散ってしまいます。
花の命は短いです・・・(>_<;)その後、受粉されて実になります。

摘花作業は私達の園地で約2ヶ月ほどかかります。

全ての園地の全ての枝についている花を人の手で摘むので時間がかかります。
花が散ってからの作業は名は、『花』から『果』に変わり『摘果作業』と呼ばれています。

適時 農薬散布

4月下旬〜9月中旬までの間に約9回ほど農薬を散布しています。農薬は虫や病気からりんごの木を守るために散布しています。

りんごの実にとって一番大切なのは『葉っぱ』です。
葉っぱはたくさんの太陽を浴びて、光合成をして、養分をりんごへ運んでくれます。
その葉っぱを虫たちが食べ尽くしてしまうと、りんごに養分がいかず、美味しいりんごにならないのです。
農薬はりんごの実にかけているのではなく、葉っぱを守るために散布しているんです。

大湯ファームでは慣行栽培の成分の5割以下で農薬散布を行っています。
青森県特別農産物に認定されています。

農薬は全て良くないというわけでなく、良くない虫など、見極めて散布していきたいと思っています。
『私たちが具合が悪いときに薬を飲んで元気になる!』と同じように、大切なりんごの木を病気から守ってあげたいと思っています。

適時 除草作業

草が伸びてきたら、機械によって草刈をします。

草が伸びていると、歩いて移動したり、はしごをかけての作業効率が悪くなります。

梅雨の時期は草が伸びるのが早いのです。5月〜9月まで5〜6回作業しています。

斜面等では乗用機械が使用できないので、肩がけの草刈機を使っています。

除草剤等の薬剤は使用せず、自然な形で草刈することで、微生物が繁殖し、土壌改良にとっても有効的です。
土壌が豊かなので、りんごの木に直接良い影響を与えています^^
除草をして刈り取った草はそのまま有機質として土にかえしています。

9月〜10月 着色の手入れ

りんごの実は太陽の光によって、赤くなります。

私たちの手で太陽の光を全ての実に、当たるようにしてあげます。

葉取り作業
りんごの回りには葉っぱがついています。
この葉は太陽の光をたくさん浴びて光合成をして、養分をりんごへ運んでくれるので、りんごにとって重要な働きをしてくれます。
しかし、収穫時まで葉っぱをつけていると、そのところだけ太陽の光が当たらないので、赤くなりません。なので、収穫前にりんごの回りの葉を取ります。これを葉取り作業といいます。

この作業もあまり天気の良い日に行うと、今まで日に当たらなかった実の部分に、急にお日様があたり、りんごもびっくりして日焼けをおこしてしまいます。人の体の日焼けと同じですね^^;
日焼けをおこすと、その部分が茶色くなり、傷みやすくなります。
なので天候と相談しながら葉取り作業は行います。


つるまわし・玉まわし
葉取り作業が終わるとりんごの回りの色が赤くなります。そこで、すべて赤くなるかというとそうではありません・・・。
赤くなった部分の反対側は青いんです・・・。太陽は一定方向しか当たらないので、青い部分がまだあります。
なので、くるっと実を180度回して、青い部分を太陽に向けてあげます。これをつる回しまたは色回しと呼んでいます。この作業をすると全体的に赤くなるのです。

このとき勢いよくりんごをまわすと、りんごが落ちてしまいます!丁寧にゆっくりと、青い部分が見えるようにまわしてあげます。

9月〜10月 収穫

いよいよ、収穫です!

品種によって、収穫時期は異なりますが、10月下旬から11月中旬までは王林・ふじと収穫していきます。

ひとつずつ丁寧にもぎとり、かごに入れていきます。
ずっしりと重いりんごをかごに何度も入れていくので、収穫は体力勝負です。

また木の上になっているりんごは、はしごに乗りながら、かごを持ちりんごをもぎます。危険もともないます・・・^^;

王林などは皮が薄いので、りんごとりんごがぶつかっても傷になります。丁寧にそしてスピーディに行います。

かごに入れたりんごは、リアカーやトレーラーで園地に作った選果場に運び、取り急ぎ簡単に選果します。

【選果とは・・・】
同じ木からなる実も大きいもの、小さいもの、変形しているもの、傷があるものさまざまです。それをひとつひとつ確認して箱に入れます。

青森県では早くて11月の中旬に雪が降ることがあります。
雪が降ると、気温も下がり、りんごが木になったまま凍る可能性がでてきます。
また雪の上で収穫作業をするのは危険なので、雪が解けるまで待たなければいけません。
なので、収穫作業は短期間に集中して行われます。

収穫はとても大変な作業だけれども、私たちの一番充実した仕事です。
1年間大事に育ててきた、りんごをかごに入れる瞬間は一年間の私たちの成果です!

自然とともに作業を進めているので、順調に行く年も、台風の被害に合う年もあります。

りんごを栽培するなかで収穫は一番達成感を味わえる作業です^^このときのために1年間がんばったゾ!という気持ちです。

11月下旬 選果・発送

収穫したりんごをコンテナに入れて、自宅へ運びます。
再度、丁寧に選果をし直します。お客様にお届けするりんごなので、痛みや傷・りんごのサイズなど、丁寧にひとつずつ選果します。
りんごの生産者である園主が毎日りんごを見ているプロの目で見極めて、選んでいきます。
機械ではなく、人の手で行うことで細部の変化や重みなどいろいろな情報を基に選果してくことができます。

そして、選果が終わると、いよいよ発送です!
発送の際も、ひとつひとつ園主が箱づめをしています。
収穫したものを自信をもって、農家から直接お客様にお届けしています。
どこの流通ルートも通っていないので、日数もかからずお届けでき、もぎたてを食べることができるのです!
りんごをお客様にお届けする時の気持ちは、丹精こめたりんごが巣立っていくのと同じ気持ちです。

お客様に「美味しいね〜」と喜んで頂けることが、また美味しいりんごをお届けしようというやりがいになっています!!